シナリオ作成時間

アキトさんに「TRPG blog 他のRSSアンテナ」に入れたいブログを列挙しよう」で
書いてもらったので、TRPGネタたまにしか出していないな、と反省の意も込めて、
ちょっとTRPGネタで書きますか。


今回、EARTHDAWN JAPANさんの掲示板で始まった企画で、
三題噺のシナリオを作ったのですが、シナリオ作成が久々だったので、
どの位で自分は作れるのだろうかと、時間を測定してみました。(^^;


今回、作成したシナリオですが、最終的にはテキストで・・・46KB。
む、無駄に多い?これで、キャラクターデータ含まずなので、
何か人様に公開するという事で頑張りすぎたかも。
ちなみに、私のTRPGページであるTRPGBOXで公開している『歪み』というシナリオが
キャラデータ含みでテキストで26KBぐらい(MS WORDに貼り付けてA4/15Pぐらい)ですね。


時間としては30時間ぐらい掛かりました。
そのうち、シナリオの大筋のネタを考えているのが10時間ぐらい。
大筋のネタとは、主要登場人物、簡単な背景、事件の展開、ぐらい。
そこまで決まったら、実際にシナリオを書き始めました。
今回は、未訳の資料を見ながら、舞台背景の説明を少し頑張ったので、
資料読みながら舞台背景を書くのに3時間ほど。


今回はシティアドベンチャーで、シーンで言うと大まかに10シーンぐらいあるので、
1シーン2時間ぐらい掛けて書いていました。1時間2-3KBペース?
途中、書いても書いても終わらないよぉ・・・と少し泣き入っていましたが、納得ですね。(--;
シナリオで書いてる文章は、全編以下の様な感じです。
(内容に関してはEARTHDAWN JAPANに公開される予定なので、お楽しみに)

ドッチェルの働き先である不意なる幸運に立ち寄っても、
女癖は悪かったが働き者のドッチェルが居なくなって苦労している以上の話は聞けません。
失踪した夜は、特に不振な点も無く、いつもの様に夜中に
月の明かりよりも乏しいイーステインの光水晶の光の中を帰っています。

ドッチェルの家の付近で、ドッチェルの持ち物であるペンダントが見つかった場所に赴くと、
そこは細い路地裏の様な場所です。
繁華街に程近く、夜になると人通りが乏しくなり、死角も多そうな場所です。
ペンダントは、形見としてドッチェルの両親が保持しています。
ペンダントを調べてもバザールの装飾品の地区で名を馳せている
ドワーフの「エリース」の作品という事以外は特に魔法が掛かっているわけでもありません。
装飾品の中でも値が張る方ですが、ドッチェルが過去に付き合っていた女の貢物です。

路地裏は、昼間に訪れても、人が全く近寄らず、何か得たいの知れない雰囲気に・・・

シナリオのネタで10時間悩むのは、単発シナリオでは普通かな?
結構、電車とか乗っている間に、こーだと駄目だし、この展開は・・・とか考えてるし。
今回は三題噺という制約があったけど、逆にネタは提供されていると考えると、
ちょっと多いぐらい。通常は、自分でGMする場合は、Webに掲載するまで詳細には
作りこまないので(でも、結構準備型のGMですが)、半分以下とすると、
15時間から20時間でシナリオが出来るという事になりますね。


この時間が多いのか少ないのか?
学生の時は屁でも無かったんですけどねぇ。
たぶん、学生の時の方が、シナリオを作るのに時間は掛けてますね。
あるシナリオとか、一ヶ月、ずーっと考えていた時あったし・・・考えるだに恐ろしい。

現在だと、実際に遊ぶ時間もなかなか取れていない事を加味すると、
無理をしないとシナリオを作るのに、まとまって作業する方がいいから、
まとめて8時間とると、3回ぐらいでできるかな、少なくとも。
そうすると、休みを全部使えないから(^^; 2〜3ヶ月に1本。
年に4本作りながら遊べると丁度いいペースですね。


うーん。測定すると赤裸々になりますな。
年に4回GMをするとして、やりたいシステムは?という考えと、
EARTHDAWNだから15時間。他のシステムでは?という考えも生まれますね。
実際には、システムが簡単でも、自分が遊びたいレベルでシナリオ作ると10時間ぐらい
掛かりそうですけどね。


戻ってきたと思ったらいきなり長文書いてしまった。
三題噺でシナリオを作る時に考えた事とか次には書きたいですね。