シナリオ作成時間その2

シナリオ作成時間の話を引き続き実体験を振り返り書きましょう!

シナリオ量:46KB
作成総時間:30時間
第1プロセス:シナリオの大筋のネタ作成(10時間)
第2プロセス:舞台背景(3時間)
第3プロセス:シナリオ執筆(17時間)
制約1:EARTHDAWNのシナリオ&作成したシナリオは公開される。
制約2:三題噺シナリオ(御題が3つとテーマが決まっている中で作るシナリオ)である。

上記の様な状態だったのですが、まず第1プロセスの時には、
貰った三題とテーマからどんな感じのシナリオにすれば良いかウンウン唸ってました。


三題の話になると話が長くなるので、具体的には書くの避けますが、
お題はやはりシナリオの組み込まなきゃいけないけど、
あまりにあからさまだとネタバレな感じがするから謎の真相にとかは
あまり使いたくないなぁ、とか色々考えていました。


シナリオの重要なテーマやイベントやキーポイントだけど、
前面には押し出したくないなぁ、という私独自の我侭です。(^^;
逆にテーマは、シナリオ全般で意識できないとなぁ、となると、
縛られるのは御題よりもテーマか・・・とテーマを軸にシナリオを考え始めました。


で、貰ったテーマを軸にしてシナリオの雰囲気をこんな感じにしようというのが思い至り、
同時にシステムのEARTHDAWNで知っている舞台の中でその雰囲気が可能な場所は
どこだろうと考えつつ、シティアドベンチャーにする事に決定。


ここら辺まで考えるのに通算で3〜4時間ぐらい掛かっていますけど、
休憩の時に考えたり、歩いている時に考えたり、食事の時とかなので、
15分とか小刻みに考えてます。(この段階だとウンウン唸ってもしょうがない)


次は、テーマと舞台に合わせて御題をどの様に絡めるかですけど、
シナリオの展開が起承転結といいますけど、TRPGのシナリオの場合は、
私は「事件→遭遇→解決」という流れで考える事が多いです。
どんな形であろうと、何らかの問題/出来事に関わり、解決/変化を起こすのが、
PCというスタンスですね。(その内容は、PC次第で変わるという感じで・・・)


その為、御題のコレが事件の発端になれば、いやPCとNPCが、NPCNPCが・・・
もしくは途中に出てくるアイテムとして、それとも終盤で・・・とか考えます。
途中で出てきたアイディアは、すぐ没になったり、ちょっと膨らませようか、
とか考える場合もありますけど、どんな形で使えるか分からないので、
全部メモしていきます。
今回は、色々と移動したり、休憩している時間などを狙って、少し考えて、
メモって、また考えて、メモって・・・なんて事を繰り返してました。


通算8時間から9時間ぐらいで、おおよその今回のシナリオが関連する出来事の
大枠が決まってきて、御題もどこらあたりで使うか大体決まってきます。
この時で悩むのは、大きな展開レベルで考えている時に途中で世界観や
展開の矛盾に気づいて、どう考えると妥当かな、とかですね。


悩むけどGMにとっては楽しい時間ですね。


「たまたまそうだったから」、「すごい偶然で」、「狂気に侵されていたから」
という事も可能ですが、ここで悩んでいる時って「世界を作っているんですよね」
創造の苦しみというか楽しみというか、GMやっていて楽しい時間の一つです。
まぁ、バランス気をつけないとこだわり過ぎてゲーム性無くなってしまったり、
単純にGMが考えた物語をPLに聞かせたいだけのGMになるので注意が必要ですけどね。


それでは、次に第2プロセスの話を・・・