えー、それ特許侵害ですか！

今日ビックリした話題。
いや、それが特許侵害になるのであれば、他にも・・・
と考えるのだけど、結局、「なぜジャストシステムなのか？」という事を考えると、
ソフトウェア特許に伴う松下電器産業の戦略が何かな、と思えてくる。

基本的に、この裁判で全面的に勝訴を松下電器産業も考えていないとは思うのだけど、
知名度が高いジャストシステムに対する裁判を実施した事で、
松下電器産業の特許権に関する戦略を周囲に見せた形にはなる。
まー、でも、今回の裁判に関しては地裁の裁判長の判決が、？？？という感じですが。

特許戦略に関しては考える所は色々あると思うけど、
裁判大国のアメリカではなく日本で実施した場合、客観的に見て妥当な裁判でないと、
純粋に会社のイメージダウンになる場合があるので注意が必要ですよね。
特許権維持費を賄う為の活動も度が過ぎれば・・・というやつですね。

どうせなら、アメリカみたいに特許ビジネスだけの為のペーパーカンパニーを作って
やるのはどうでしょうかね。社内ペーパーカンパニー制とか。(^^;