最近、リッチクライアントを調査中です

最近は、業務と全く関係無く、
リッチクライアントを少し勉強しています。


リッチクライアントに関して大雑把に少し説明すると、
その昔、C/Sシステムでは、エンドユーザは専用アプリをインストールして、
サーバのアプリケーションを利用していましたが、
ユーザ多いとインストールに手間が掛かる等の問題がありました。(ファットクライアントと呼ばれます)
その問題に対応する形で、Webブラウザが配布不要で軽いクライアントとして
シンクライアントと呼ばれ利用されました。
最近では、ブラウザの「配布の簡便さ」に昔のリッチクライアントの
「アプリケーションとしての高いユーザビリティ」の両方の特徴を持つ
クライアントをリッチクライアントと呼ばれています。


機構的には、以下の2つに大別できそうです。

  1. 普通にファットクライアントを動かし、配布がWebサービスを通じて簡便になっているタイプ
  2. Webブラウザに機能強化する形で、クライアントを動かすタイプ

どっちにしろ何らかのリッチクライアントを駆動するエンジンや、
リッチクライアントそのものをインストールする必要がありますけど。


私の中では、SE業界に惹かれたのもWebを通じてなので、
Web関連知識としての興味と、Webデザイン関係の興味が融合して、
Webサービスやリッチクライアントへの関心となっている模様。


仕事でシンクライアントの開発経験はありましたが、
どうしてもエンドユーザー側の使い勝手の限界にイライラしてました。
そうした経験から、リッチクライアントには期待しています。
ただ、群雄割拠状態なので、個人的にはCurlとか興味あるのだけど、
このままだと力押しでMicrosoftのスマートクライアントがシェア取って、
Java関連でWeb StartとかJavaAppletを利用して、
独自仕様がチョボチョボと残る様な展開になるんですかねぇ。
エンドユーザの目的に対して、強みがくっきりと分かれるような展開になると、
開発サイドはやりやすいけど、そうは簡単にはいかないでしょうね。


私は、JSP面倒で嫌いなので(--;
Sunも色々とエンドユーザユーザビリティに関しては、
色々と企画しているようなので、頑張って欲しいなぁ。
Javaといえば、StrutsもEchoもWebアプリのフレームワークの次に、
スマートなデプロイメントな機構等に特化したリッチクライアントフレームワークとかあると嬉しい。
まぁ、今は開発業務していないので、楽しんで次の業務やビジネスを
考えながらとりあえず勉強ですね。

Microsoft スマートクライアント
http://www.microsoft.com/japan/msdn/smartclient/default.aspx
Curl
http://www.curl.com/
Struts
http://struts.apache.org/
Echo
http://www.nextapp.com/products/echo/