SPI活動と現場の抵抗

SPI活動を実際に取り組んでいると、よく「現場の抵抗」という物に遭遇しますね。組織によって現場の抵抗の内容は様々でしょうけど、抵抗したくて抵抗しているわけじゃない現場も多い。


プロセスは大事だと思うけど、近年の高機能、短納期のプロジェクトを前に「このプロジェクトを予定内にカットオーバーさせる」という大前提の前に、プロセスに何も考えないで従うのはありえないでしょう。私だって、プロジェクトリーダーだったらかなり抵抗するかも。(--;


大事なのは、プロセスはプロセスでも、納期と品質のバランスを考えて、「利用する事で仕事が上手く進み、品質が向上する」プロセスをSPI活動チームは本気で取り組まなくてはいけない。そして、プロジェクトリーダー及びメンバーに実感してもらわなくては、SPI活動への協力は難しいでしょう。


「現場の抵抗」に遭遇して、そんな事を考えると、現在のプロセスを更に改善するアイディアは、色々浮かんでは消え、理論と現実の狭間で非常に考えさせられますね。煙が出そうです。(^^;