シナリオ作成時間その3

というわけで、シナリオ作成体験記の第三回目です。
しかし、ズルズル長くなると続かない性格なので、全5回ぐらいで書き終えないとね。(^^;

シナリオ量:46KB
作成総時間:30時間
第1プロセス:シナリオの大筋のネタ作成(10時間)
第2プロセス:舞台背景(3時間)
第3プロセス:シナリオ執筆(17時間)
制約1:EARTHDAWNのシナリオ&作成したシナリオは公開される。
制約2:三題噺シナリオ(御題が3つとテーマが決まっている中で作るシナリオ)である。

第2プロセスという事で、舞台背景で3時間使ったんですけど、
第2プロセスという程大した事はしてませんね。
今回は、公開する事を前提としたシナリオだったので、「どっかの街」では無く、
未訳のサプリメントを買って読んでみたいな、と思ってもらえるように、
未訳のサプリメントに掲載されている街を舞台にしてみました。
(街の名前ぐらいは日本語のサプリメントにも掲載されていますけどね)


で、街の特徴をどうやってシナリオに活かそうか考慮。
普通は特徴ある街の雰囲気を示す舞台を提供するのと、
サプリメントでも提供されているNPCを登場させるというのが定番ですね。
どちらかというと、書くよりも読む方が時間掛かってたかな、ここら辺は。


さて、次は第3プロセスですね。
シナリオ執筆に入ると、エディタ(秀丸)でガリガリ書くんですけど、
最初に既に考えておいたNPCの名前だけ一番上に書いておいて、
まずは話の展開のシーンをタイトルレベルで一気に書きます。
途中でまだ考えていない展開の部分は、後で考えるって事で、まずは書きます。
今回は、最初の導入から最後までおおよそ10シーンで展開を書きました。


そして、まずは導入を考えていきます。
導入は、セッションの内容と雰囲気を伝え、ゲームに参加しているメンバーが
打ち解ける大切な時間なので、世界観を伝えられて、PC達がお互いにコミュニケーションを取り、
何か好きな事をできる様な空間を提示します。
(ホットスタート的な場合だと、いきなり戦闘とか色々しますけど)
今回は、特別な空間を提供しようかと思いましたが、定番で酒場でのスタートにしました。
その分、酒場で世界観を示せるネタを少し提供。


次に、導入から事件の始まる所を考えている所で、
「事件の始まる原因の詳細」と「事件に関して調査する所」
に関して考えます。時系列的にセッションが始まる少し過去と少し未来。
その点を考える事で事件の依頼の場面に関する展開についてリアリティが出ます。
考えている際に細かいネタを思いついたら、その場でメモっておきます。


うーむ、シナリオの中身書かずに書くの難しいな。(^^;
ま、それでは実際のシナリオの中身の書き方に関しては次回。