第二刷が出ました

なぜ、あなたはJavaでオブジェクト指向開発ができないのか―Javaの壁を克服する実践トレーニング

今日、第二刷を会社で見ました。(^^
12/2に出版されて、一ヶ月経たないうちに第二刷が出るのは、技術書関係ではあまり無いそうなので、嬉しいですね。
JavaWorldやJavaPressにも書籍の書評が載ったようですしね。


「もう、オブジェクト指向なんてバリバリだよ。何こんな簡単な事を馬鹿丁寧に書いてるの!?」
という向きは、よりオブジェクト指向の奥深さを追いかけてもらうとして、
再利用や保守性や簡単な設計が出来るという売りで使われているはずのオブジェクト指向のメリットは
まだまだ世の中の開発の現場レベルでも浸透はしていないのだと感じてます。


難しい事を難しいまま追いかけていける人が全てではないですし。
でも、せっかく理解すれば、もっと楽になるはずのオブジェクト指向を「如何に使うか?」
という点を説明している本が少ない。


もう少し具体的に書けば、クラス図やシーケンス図を書いて、それを実際にコードにする事は、
どの本でも説明していますが、設計でクラス図やシーケンス図を書く時、
「何を考えて設計ってすればいいの?」「保守や再利用が楽になる設計って?」
という事を具体的に書いている本が少ない。


簡単なプログラミングを書いて、改善(リファクタリング)しながら、
オブジェクト指向のメリットの具体的な使い方を学ぶ、という抽象論では無く、
実体験から学べるのでいい本だと思いますよ。


でも、Amazonレビューでも幾つかの改善点や要望が挙がっているので、
皆さん、ぜひぜひアンケートに要望を書いてくれると、補講Webページとかできるかも!
と著者の小森も言っていました。(^^ 読まれた方お願いします〜。