上位工程での工数削減の一手

プロセスを作るという仕事は、如何に目的を達成しながら、
わかり易く効率が上がる物にするか非常に知恵を使うので楽しいのですけど、
短時間で複数のシンキングポイントを検討していると知恵熱が。。。


最近は、世の中では品質に対するレビュー/試験の見直しが盛んですね。
コスト削減で品質保証に関するリソースが削減され、
品質に対する不安要素は大きくなったけど、
リソースはあまり向上できない。
そうすると、結局、最小限のリソースでどれだけ品質を向上するか?
手戻り(rework)を少なくするのか?という話になっていく。


現状だと、理論的には上位工程でのレビューを充実させる事で、
下流工程での)手戻りを少なくするのが良いとは思うのですが、
効果的なレビューというのはなかなか難しいですね。
インスペクションは理想だけど、
網羅率100%のインスペクションやってたらいつまで時間あっても足りないし。


もう一歩進んで要件の確定を欧米までに早い段階まで決められれば、
理論的には工数はグッと落ちますけどね。(^^:
要件の変更が可能な工程を決める事で、受注金額が変動できる受注制度とかあると
面白いかもね。要件を早期に確定できるエンドユーザは
得ができるわけだけど・・・ま、要件は変わるものだしね。


今の所は、レビューや試験は興味あるけれども、
効率的な計画策定と計画管理で工数削減のポイントを見定める事を
手法化できないかな〜、なんて考えております。