CASSHERN - TRPGBOX DIARY

結局、川崎チネチッタ近くの漫画喫茶で1時間30分程時間を潰して、CASSHERNを見てきました。

映像美は、素晴らしいですね。
最近、同じような事を書いている気もしなくはないですが、映像の見た目というより、
ミュージックビデオクリップの様なスタイリッシュな映像で、
映画を丸々作りましたという感じで印象的です。カッコイイデスよ。
あと、音楽もいいですね。特に戦闘シーンの音楽は秀逸。

ストーリーも見せ方がシーン、シーンで展開していて、
最近のTRPGのシーンカット制に近いものを感じました。
まぁ、設定を積み上げるタイプの映画とは別物と言う認識で見ているので、
シーン毎の話は非常に楽しく見れました。次はどうなるんだろうってね。

前半はいいのに、残念なのは後半。
これは見た人によって評価が分かれるかもしれないのですが、
後半30分ぐらいのストーリーは、登場人物同士の葛藤というより、
登場人物を借りて監督が伝えたい事を繰り返ししつこく言われている、
という感じで時間も夜遅いので眠気が。(^^;

テーマに対する監督のメッセージを一番最後にピンポイントで伝える分、
もう少し途中途中の状況の説明をしてくれた方が見る方には親切で嬉しかったです。
＃状況の説明しないのがポリシーなんだろうけど

ま、映像だけの超駄作だったらどうしよう、という危惧通りにはならなくて良かった。
ハリウッドみたいに莫大な制作費を掛けなくとも、
面白い作品は作れるという道標にはなってますね。

ロスト・イン・トランスレーション（コッポラから見た日本の切り口に興味アリ）: http://www.lit-movie.com/
スパイダーマン２（１見てないけど・・・）: http://www.spider-man.jp/
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人（出演者の年齢で、コレの次は厳しいかもね）: http://harrypotter.jp.warnerbros.com/poa/home.html
キューティハニー（予告のあまりの狙ったバカバカしさにウケて）: http://www.cutiehoney.com/
スチームボーイ（ラピュタの二番煎じにならないように・・・）: http://www.steamboy.net/top.shtml