FIT

1月発売のJAVA PRESSを読みながらFITに「良さそう・・・」と感じています。


FITは、テキストやHTMLで作成した表を試験項目として、プログラムの試験が出来てしまう昨年生まれのツール。JUnit関連の方の一人が作ったそうですけど、JUnitが基本的に単体テストをターゲットにして作ったものだとすれば、FITは結合テストシステムテストをターゲットにして作ったツールだそうですね。


何がいいかって試験項目作る方は、テキストやWebだけ作ればいい。JUnitの場合は、試験の為にプログラムに対して作る試験クラスに試験データも書かなければならないし(まぁ、外出し可能ですけど)、どうしても普通は実装者と試験クラス作成者は一緒になる。で、実装者に作業量を嫌われるというパターンがある。TDDで行う効率を実感するには、JUnitというのはとっつき悪いんですよね。JUnitで試験し難いシステムもありますし。


そこに、実装者とテスト項目作成者を明確に分割して、並行で開発が出来るFITはかなり面白いなー、と思ったんですよね。しかも、Webでテスト項目表作るんだったら、少し整形して、それをそのままドキュメント扱いにも出来るから便利だし。JUnitで試験難しいシステムが試験できる解にはなってませんが。


しばらく試しに使ってみようかと思います。